絵本旅アートデザインラボ

絵本作家としてつくり、
ワークショップを
企画運営する。

自分で絵本を一冊つくる体験から始めます。作品を完成させ、展示し、その経験をもとに 絵本を通じたワークショップを設計・進行できる人を育てます。 絵本に関わる人を、学校・企業・地域へ広げていくための研修です。

絵本制作作家体験展示発表企画運営
絵本づくり研修で、参加者が手作り絵本を囲んで学ぶ様子
作家として完成させ、運営者として広げる。作品づくりから展示、ワークショップ運営までを一続きで学びます。

WHAT WE DO

研修で育てる三つの力

この研修は、絵本の作り方だけを学ぶ場ではありません。まず自分で絵本をつくり、 その経験をもとに、絵本を通じたワークショップを企画し、関わる人を広げていく活動へ進みます。

紙と手で絵本を制作している手元
手でつくる紙、折り、描き込み、仕上げまでを体験にします。
絵本制作作家体験展示発表企画運営活動を広げる

絵本作家になる

自分の絵本を一冊つくり、完成まで持っていきます。つくる人の視点を持つことで、参加者が迷うところ、手が止まるところ、発表したくなる瞬間を体験として学びます。

ワークショップを企画運営する

絵本制作の体験を、学校・企業・地域で実施できるプログラムへ組み立てます。テーマ設計、時間配分、声かけ、発表、展示まで、運営に必要な型を身につけます。

絵本に関わる人を広げる

作品を展示し、読まれる場をつくり、次の参加者や協力者へつなげます。絵本を個人の制作で終わらせず、人が集まり、学び合う活動に育てます。

活動として残す入るページ数が先に決まると、伝えたいことを分けて並べる作業が必ず起きます。それが考えを整理する時間になります。逆に、先に物語を書いてから本にしようとすると、ページ数が合わずに時間切れになります。

ALREADY RUNNING

いま動いているもの

構想ではありません。絵本はすでにつくられ、公開されています。下のリンクから、実物をそのままご覧いただけます。研修を検討される方は、資料より先にこちらを見てください。私たちが何を「完成」と呼んでいるかが、いちばん早く伝わります。

公開中の絵本ワークショップの参加者がつくった実物です。下のリンクから、そのまま開いて読めます。

FOR FACILITATORS

認定ファシリテーター養成

WORKSHOP OPERATOR TRAINING

作家としてつくった経験を、場を設計して回す力へ変えます。

まず自分の絵本を完成させます。そのあと、参加者が自分の物語を見つけ、 絵本にし、発表できるワークショップを企画運営する側へ進みます。 絵本に関わる人を増やしていくための、実践型の研修です。

絵本ワークショップの進行を学ぶファシリテーター研修
制作経験を、運営の設計図にする。テーマ、時間配分、声かけ、展示までを実務として学びます。

身につける四つの実務

  1. テーマを設計すること

    誰に読ませるかを決め、身近な誰かに話を聞き、問いを立てる。子ども向けなら、SDGsと学校の教科・探究がつながる形に組み立てます。ここがいちばん時間をかけるところです。

  2. 場を回して、支えること

    時間配分。参加者の口から出た言葉を、そのまま作品の入り口に変えること。生成を待つ数十秒を退屈ではなく期待に変えること。手が止まった人に気づくこと。

  3. 成果を出して、次につなぐこと

    発表の場を設計から確保しておくこと。決めた読者に実際に届けること。記録を残し、依頼元に返し、次の機会への線を引くこと。つくって終わりにしません。

  4. AIでつくったものを、説明できること

    AIを使ったことをどう開示するか。作品は誰のものか。機械のチェックだけでは安全確認が終わらないこと。そして、扱わないほうがよい題材を見分けること。これができない方は認定しません。

受講から認定まで

  1. 共通 Day 1絵本を見る15分 / テーマ設計90分 / 模擬進行90分 / 成果と発表の設計60分 / 開示と権利45分
  2. 制作編A. 生成AI編(60分)または B. 手作り編(150分/土台づくり・描き込み・スキャンと出品)。両方の受講も可
  3. 現場実習実際のワークショップに、補助として1回入っていただきます
  4. 認定修了証を発行し、オンライン絵本館に認定者ページを開設します
  5. 更新1年ごと。開催報告1件、または設計シート1枚の提出で更新できます

民間の認定制度です。国家資格・公的資格ではありません。プログラミングと画力は必要ありません。コードは書かず、うまく描く方法もお教えしません。絵本作家になるための技術はお教えしません。ここでつくる絵本は、参加者が学ぶための道具です。高校生の方は、保護者の同意をいただいたうえでご参加いただけます。

第1期の案内を受け取る

PROGRAMS

プログラムと費用

いずれも、企画の相談から当日の運営までをこちらで持ちます。回線と投影環境だけ、事前に確認させてください。

出前ワークショップ

小・中・高校総合的な学習/探究の時間・キャリア教育

時間 / 定員
90分×2コマ〜40名まで
費用
15〜25万円/回

AI絵本研修

企業人材開発・広報

時間 / 定員
半日20名まで
費用
30〜50万円/回

認定ファシリテーター養成

大学・専門学校個人での受講も可

時間 / 定員
1日+現場実習15名まで
費用
3〜5万円/人第1期は無償(設計シートの提出が必要)/学校一括は別途

手作り絵本ワークショップ

学校・地域・企業土台づくりから、描き込み、出品まで

時間 / 定員
120分〜20名まで
費用
12〜20万円/回材料費は実費

しごと絵本の制作

企業・団体

時間 / 定員
8冊1展示
費用
ご相談ください

FOR SCHOOLS

学校のご担当者へ ── 探究のどこに入るか

絵本づくりは、探究の過程でいえば「まとめ・表現」にあたります。その前段にある「課題の設定」「情報の収集」「整理・分析」を、学校側でどこまで済ませていらっしゃるかによって、受け方を3通り用意しています。ここを最初に決めておかないと、当日に時間が足りなくなります。

A

前段は授業で済んでいる。表現の部分だけお手伝いします

90分×2コマ
B

課題の設定から発表まで通しで設計します

4〜6コマ(複数日)
C

取材だけ児童生徒の宿題にし、前後を2回に分けて入ります

90分×2コマ+間の1週間

読んでもらう相手(下級生・保育園児・地域の方・ご家族)を先に決めるところから始めます。読者が決まっていると、調べたことの切り貼りでは本にならなくなります。SDGsのどの目標に触れたかは、できあがったあとに結びつけます。目標から始めると、要約になってしまうためです。

交通費・材料費は別途。遠方の場合は事前にお知らせします。

OUR POSITION

生成AIの扱いについて

子どもが関わる場でAIを使う以上、何をしていて何をしていないのかを、先に書いておくべきだと考えています。以下は私たちの運営方針であり、認定研修で必ず教えている内容でもあります。

学校・自治体のご担当者へ ── 稟議で必要になる書面(利用するAIサービスの一覧、開示文の実物、保護者向け同意書のひな形、作品の取扱い規程)をご用意しています。お問い合わせの際にお申しつけください。
  • 手作りとAIを、同じ棚に並べません。オンライン絵本館は、手作り館とAI館に分かれています。どちらが上ということではなく、見る人が「これはどちらでつくられたものか」を迷わずに済むようにするためです。
  • AIを使ったことは、作品そのものに記載します。生成AIを使ってつくられた絵本には、奥付にその旨が入ります。あとから外部の資料で説明するのではなく、本を開いた人がそこで分かる形にしています。
  • 人が目を通していないものを、完成品として出しません。生成された文と絵は、必ず人の監修工程を通します。ワークショップでも、参加者自身が直す時間を必ず取ります。直すところまでが制作です。
  • 自動の安全チェックには限界があると、そのまま伝えます。機械による不適切表現の検出は、私たちのものも含めて限定的なものでしかありません。「AIが安全につくってくれる」とは言いませんし、そう説明する人を認定しません。最後は人が見ます。
  • 手作りの回でAIを参考にした場合も、そのことを書きます。手作りの絵本づくりで、完成のイメージを固めるために生成AIを使うことがあります。絵と文章をご自身の手で描かれたものは手作り館に置きますが、奥付には「構想の段階で生成AIを使用」と記載します。館を分ける基準は「最後に絵と文を誰が描いたか」に置き、AIに触れたかどうかは奥付に書く。分けることと、書くこと。この二つは別の役目だと考えています。
  • 子どもの回では、先にAIの絵を見せません。先に見せると、子どもの絵がそれに引っ張られ、教室の作品が似てきます。上手い下手の問題ではなく、その子が何を見て何を描いたのかという記録が失われるためです。比べるのは、自分の絵を描いたあとにします。
  • 作品の権利は、つくった本人のものです。ワークショップや研修でつくられた絵本の権利は、参加者ご本人に帰属します。絵本館への掲載は任意で、あとから取り下げることもできます。お子さまの作品は、保護者の同意を確認したうえで掲載します。そして、私たちが参加者の作品を販売することはありません。展示と、学びの記録として残すためのものです。